外資系リーマンです。
昨日の米国株の値上がりは勢いがありました。私の資産も過去最高を更新しました。
3月のポートフォリオの株価の伸びはすさまじく、単月で+10%に届きそうです。
その中でも、アルトリア・グループの株価の伸びがすごいです。
不人気なはずのタバコ株の株価が伸びるわけ
安値の時は毎月買い増していたアルトリア・グループですが、
最近は、株価が高くなりあまり食指が動きません。
直近1か月のアルトリア・グループの株価の伸びはこの通りです。
わずか、1か月で+17.87%とすさまじい上昇率です。ベンチャー企業みたいですね(笑)
これは、何もアルトリア・グループがすさまじい成長性を誇っているわけではなく、不人気があるゆえに高利回りで放置されていた株が全体的に買われている状況だからです。
同様に、フィリップモリス(PO)、ブリティッシュタバコも(BTI)も1か月で高い上昇率を誇っています。
これらのタバコ株の上昇は、NASDAQのハイテク一段高を嫌い利益確定した資金が、割安な株に流れるという現象が起きているためです。セクターローションと呼ばれています。
つまり、利益確定をしても行き場のない資金は結局、株に向かうため全セクターを持っていれば、等しく成長性の恩恵を受けられるというわけですね。VOO,VTI等の米国株ETFが人気な理由もそこにあります。
また、世界的に金余りの状況は続き、貨幣の発行量は増え続けています。この影響も株式相場にはプラスに作用します。
タバコ株が、高利益率の独占的企業である事実
最近は、SDGs等のエコ、クリーンな企業イメージを世界的に非常に重要視しています。
しかしながら、タバコ株が高利益率の独占的な企業である事もまた事実です。
タバコは現実世界に存在するまさしく『金のなる木』なわけです。
人が存在する限り、酒、タバコなどの娯楽はなくなりません。それは、人間が100%ロジカルを選択する生き物ではないからですね。
この事実がある限り、タバコ企業は安泰だと思っています。
少なくても米国の人口が増え続く限り。
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