外資系リーマンです。
昨日は石油株がアゲアゲ↑でした。
XOM(エクソン・モービル )+3.58%
CVX(シェブロン)+2.76%
OXY(オキシデンタル・べトロリアム)+9.67%
その理由とは?
石油を操る世界最大カルテルOPEC+
石油企業と言えば、産油国同士が持つ世界最大のカルテル『OPEC+』があります。
OPEC+により世界中の産油企業が石油の需給を決めるのですが、
コロナウイルスワクチンの成果もあり、アメリカを筆頭に先進国の経済活動は復活しつつあります。
それに伴い、石油の需要が増えており、OPEC+では、7月以降の採掘量を増やす事を決定しました。
これにより、石油企業各社の売上が増える事が決定するため石油株がアゲアゲになりました。
世界中のコロナ収束と共にもう1段値が上がりそう
現時点での、コロナワクチンの普及率は米国ではおよそ50%と言われています。
その状況で石油の需要が増えている事を見ると、
世界中のコロナウイルスが収束すれば、もう一段石油の需要が増え、株価も上昇しそうです。
これは、逆にバイデン大統領のクリーンエネルギー政策がそれほど進んでいないという意味でもあります。
クリーンエネルギーはまだまだ石油分を賄えるだけのパワーがないのですね。
電気自動車が世界的に流行していますが、これらを開発するためにより石油などの資源が使われる事も段々明らかになってきており、完全なクリーンエネルギーへの移行はまだまだ時間がかかるという現実も石油株の値上がりに寄与しています。
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