外資系リーマンです。今日も暑かったですね…。段々マスクをして出歩くのがしんどくなってきました…。
さて、今日もいい感じにダウは下落していますが、長期投資家の我々としては仕込み時といったところでしょうか。
そんな中、一人気を吐く企業があります。【ショッピファイ】ですね。
なぜ、この会社はこんなにも強いのでしょうか?
ショッピファイ、ウォルマートと提携
株価上昇の理由はこれです。ウォルマートと言えば、米国株投資家は皆さんご存知の世界一のスーパーマーケットですね。
超優良企業として、投資家にも人気があります。
ウォルマートは近年オンライン事業に非常に力を入れています。
この企業のオンライン事業で提携することで、ショッピファイの登録者は、ウォルマートでの出品も可能になります。
これにより、ショッピファイに登録することで、世界一のスーパーマーケットで商品を販売できるというわけです。
好調な理由 ①アライアンスを組むのが上手い
先日の過去記事でも、Facebook、楽天と提携したというお話をしました。
ショッピファイは自社サービスだけにこだわるのではなく、出店者に如何に販売してもらえるかに注力をしており、サービス利用者の売上を伸ばす事に長けています。
多くのECサイトは自社サービスに登録すれば、自分達の会社のオンラインショッピングモールを使って販売できるよ。という戦略をとる事で顧客を囲い込みます。
(Amazon、楽天、ZOZOなどがそれにあたります。)
しかし、ショッピファイは様々な企業とアライアンスを組み、売り方を提供することで、サービス利用者は、ショッピファイにさえ登録すれば、世界中のマーケットが販路になるというわけです。
そうすることで、自ずからECサイトを通じて売上を拡大したい事業者はとりあえず、ショッピファイに登録し、その中で色々な売り方を試す事ができます。
好調な理由 ②サブスクリプションという料金形態
好調な理由は、EC運営の多くの会社が、売上に対して何%という形で手数料ビジネスを行っている中、ショッピファイはサブスクリプションという月額課金制度をとっています。
通常、大手企業は売上が大きいため、ECサイトの売上連動型の手数料が痛手となります。そのため、自社オンラインショッピングサイトを立ち上げないといけなくなるのです。
しかし、ショッピファイであれば、サブスクリプションのため、月額手数料を固定費として計算できるわけです。
それにより、売上が巨大な企業であってもこのくらいの手数料であれば、始めてみるか。あるいは、売上が全くない顧客であっても、月額制なら費用が計算できるため、始めやすいのです。
これにより、登録者数をどんどん伸ばしています。
ショッピファイはアマゾンに匹敵する企業になれるか
Amazonキラーと呼ばれるショッピファイですが、アマゾンに匹敵する企業になれるでしょうか。
私は十分可能だと思っています。
なぜなら、アマゾンと違い、ショッピファイは自社サービスのみで戦う必要はなく、多くのアライアンスを組んだ企業達の力を借りる事ができるわけです。
ショッピファイがますます力をつけ、登録者がアマゾンマーケットプレイスの仕入を超えたとき、アマゾンよりも安く商品を提供でき、Facebookや、ウォルマートで、アマゾン以上に商品を売っている。そんな日が来ると思います。
アマゾンは確かに『現代の何でも屋』です。
しかし、ショッピファイに登録する専門店が何十万、何百万と増えていったときに、その中のいくつかがアマゾンの苦手な商品分野を超える事は十分可能だと思っています。
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