外資系リーマンです。
SBIより2021年6月29日より、SBI・V・全米株式インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・全米株式)が発売されます。
今までの物と何が違うのか?なぜ評判なのか。このあたりを見ていきます。
SBI・V・全米株式とは
SBI証券は、バンガード社とコラボレーションを行い投資信託を作っています。
今回、新しく発売になる、SBI・V・全米株式は米国株ETF【VTI】に連動した投資信託になります。
VTIとは全米およそ4,000社に投資する全米型ETFです。
VTIに連動する投資信託は、楽天証券でもTOP10の人気を誇る、楽天・全米株式インデックス・ファンドがあります。
これと何が違うのでしょうか?
大きな違いは経費率です。
投資信託は、その名の通り投資を証券会社に委ねるため、投資信託手数料が発生します。
これが、長期にわたり投資をする際にリターンに跳ね返ります。
楽天・全米株式インデックス・ファンドの経費率は、0.162%
SBI・V・全米株式の経費率は、0.0938%
その差0.0682%です。
仮に1,000万円を上記の投資信託に投資した場合、
楽天・全米株式インデックス・ファンドであれば、16,200円/年間のコスト
SBI・V・全米株式であれば、9,380円/年間のコストがかかります。
成績は同じETFである、VTIに連動するように設定されるため、コスト分だけリターンが変わります。
非常に大きいと思いませんか?
まさに、全米に投資したい日本人にとっては、最強の投資信託となりました。
一方で、弱点もある。
そんな、最強、最安投資信託である、SBI・V・全米株式にも弱点があります。
それは、なんといっても、これです。
SBI証券でしか購入できない。
そうなんです。楽天証券では購入できないんです。そのため、楽天証券でポイント投資を行っている人には利用できません。
楽天証券がメインで証券会社を分けたくないという人には、デメリットかもしれません。
しかしながら、コスト差がかなりあるため、長期にわたり投資するのであれば、デメリットをおぎなっても非常にメリットは大きい商品です。
SBI証券でも積立投信でTポイントが貯まるので、私はSBI証券と楽天証券どちらも使い分けしているため、こちらの積立もしていこうかなと検討中です。
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