下落時に改めて確認する、セクター分散の重要性

株式投資

外資系リーマンです。

昨夜は、NASDAQ、TSLA等ハイテク銘柄暴落の日でした。特にテスラは、Bitcoinに投資している事もあり、Bitcoin下落に伴い、株価の下落がひどかったですね。

私個人としては、テスラのEV市場における優位性が失われたわけではないので、もう少し下落すれば買い増しを行いたいと思っていますが、

本日伝えたい事は別の事です。

ハイテク銘柄からのシフトチェンジが起きている。

テスラを筆頭にGAFA、NASDAQと下落しました。一方で時価総額の大きいハイテク銘柄とは別に、金融、石油などのオールドセクターは大きく上昇しています。

これは、米国の10年国債利回りが上昇した事により、割高ハイテク銘柄からのトレンドの変化かなと思っています。

要は、市場全体のお金が減るため、割高な銘柄を売却して、割安な銘柄を購入しようという動きになってきているからですね。

足元では、原油価格が米国の悪天候のため値上がりしてきていたり、半導体不足によりハイテク企業の業績が思ったほど伸びていないという背景もあります。

セクター分散の重要性

ハイテク、エコ関連銘柄は去年から注目を浴びており、パフォーマンスも素晴らしいものでした。

しかしながら、永遠にパフォーマンスが続くことはなく毎年必ず上昇セクターは変更します。

ETFの年間の上昇率を見てみると面白いですね。

今好調のセクターもいずれ下落する事を想定してポートフォリオを組むことが肝要だと思います。

投資金額が少ないうちは集中投資だ!という声もよく聞きますが、私は、投資金額の大小は投資方法にはあまり関係ないと思っています。

そういう声が甘美に聞こえるのは、『生存者バイアス』で、生き残った投資家のパフォーマンスが魅力的にうつり、敗者の市場を去った人の声が聞こえないため、自分も簡単に株式投資で資産を100倍に出来る!という気になるからですね。

1億でも1000万でも100万でも同様のポートフォリオを組む事が、将来に渡り株式市場で生き残る事が出来る方法だと思います。

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