外資系リーマンです。
昨夜は、米国市場が反落しました。その原因は、表題の2つにありそうです。
原油急落について
1つ目の原因は、原油の急落です。一時65ドルまで値を上げていました、WTI原油先物は、昨夜
5%以上値を下げ55ドルに向かう値になっています。
これに、引っ張られる形で原油各社は株価を下げています。
しかしながら、これは2つ目のニュースとリンクして経済回復に陰りが見えてきたため需要が落ち込むと予想されたためです。
ドイツ再びロックダウンへ経済回復に陰り。
ドイツのメルケル首相は、ロックダウンを4月18日まで延長する事を発表しました。
これは、EU域内で流行しはじめた、変異型コロナウイルスによる患者数が増加している事や復活祭が近く、これにより感染者数が爆発的に伸びる事を警戒したと思われます。
ドイツの復活祭といえば、イースターとして知られるキリスト教のお祭りです。
これが4月4日にあるのですが、こちらを回避するために4月18日と設定しなおしました。
これにより、経済回復に向かうと思われたムードから、ロックダウン継続により、設備投資等が圧縮され、原油価格急落を招いたという形になります。
上記2点を受けて昨日の株価はこんな感じです。
エネルギーセクターを筆頭に、ほぼ全セクターが下がっています。
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