外資系リーマンです。昨夜はお祭り騒ぎでしたね。
アメリカ株はほぼ総上がりでダウは829ドル上昇しました。
米国株爆上げ特に値上がりが顕著なセクター
軒並み上昇していますが、中でも高い上昇率を誇ったセクターがあります。
エネルギーと金融ですね。
なぜ、大きくこの2つのセクターが上がったのでしょうか。
爆上げした理由:雇用統計の改善
今回のダウ爆上げの大きな要因は、雇用統計が改善し、250万人の雇用がプラスになったことがあります。
市場関係者はコロナショックによる雇用不安は当面続くと見ていたことから、予想を大きくいい意味で裏切られた形となり、買いを呼びました。
特に不安視されていた、外食、小売の雇用が大きく改善したため、経済活動が大きく前進するという見方から石油需要や金融市場が回復するという見方をされ、このセクターが大きく伸びています。
OPECプラスの減産延長を決める会議が6日に実施
上記のニュースもエネルギー株が軒並み買われた原因の一つです。
過去記事にも書いておりましたが、減産により、石油価格は上昇中です。そのため、各石油メジャーの損益分岐点を超えており、このままの価格が推移すれば、石油メジャーは利益率を改善できるため、業績回復を見込めます。
エクソンモービルは8.11%上昇
ロイヤルダッチシェルは6.11%上昇
シェブロンは4.71%上昇
BPは7.86%上昇と軒並み上昇しております。
オキシデンタルぺトロリウムにいたっては、33.70%上昇ととんでもない数字です。
株主としては、ようやく安心してみていられる数字になってきました。
我慢強く持っていた株主の皆様おめでとうございます。
潮目は変わったのか
昨日のダウ上昇や雇用統計を見て、アメリカ経済は再生に向けての一歩を踏み出したといえると思います。
これにより、アメリカ経済は前進していくため、強いアメリカが戻ってくるといっても良いと思います。
恐るべき早さでの立て直しに正直驚きを隠せませんが・・・。アメリカ経済の底力はやはり世界一であったということなのでしょうか。
この流れに振り落とされることなくついていくことで、アメリカ経済へ投資する長期投資家は強い恩恵を受けられることになると思っています。
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