外資系リーマンです。バークシャー・ハザウェイはお気に入りセクターである米銀株を一部売却し、金採掘会社のバリック・ゴールドに投資をしました。
バリック・ゴールドとは
バリック・ゴールドとは金山採掘会社です。
バリック・ゴールドはカナダの金採掘会社。カナダ、米国、オーストラリア、南米諸国で鉱山の運営、開発、採掘を展開。主要鉱山は米国ネバダ州のコルテッツ鉱山とゴールドストライク鉱山、チリのラグナス・ノルテ鉱山、ドミニカ共和国のプエブロ・ビエホ鉱山など。また、銅の生産や石油と天然ガスの所有権を保有。本社所在地はトロント。(Yahoo ファイナンスより)
バークシャー・ハザウェイの投資発表を受け時間外では急騰しています。
金そのものではなく、採掘会社に投資するところがバークシャー・ハザウェイらしいと思います。金価格が上昇すれば、彼らの保有する金資産の価値が増え保有資産額が増えることを狙っているのですね。
お気に入りの銀行株を一部手放す
バリック・ゴールドの投資にあたりバークシャーは、バフェットお気に入りの銀行株を手放しています。
Wファーゴは26%売却
JPモルガン株は62%売却
ゴールドマン株は100%売却と金融株を減らしています。
バークシャー・ハザウェイの見ているシナリオ
バークシャー・ハザウェイの見る未来では、銀行はマイナス金利が続く限り収益回復が難しく、収益力が低いため投資する価値がないと見ているわけですね。
そして、金余りの状態で行き場を失ったマネーは少数の価値のあるものの値段を上げていくため、アップルや、金に多くを投資するというシナリオです。
ただ、最近のバークシャー・ハザウェイの見るシナリオは多く外れているためこの未来が実現するかは分かりません。
私は、案外逆張りして、今のタイミングで金融株を購入するのが良いかも。と思っています。しかし、銀行というスタイル自体が既に時代遅れになっている感はいなめません。
現に我々の多くはインターネットバンキング、インターネット証券があれば事足りるわけで、多くの支店や従業員を抱えているスタイルが今後も続くかはちょっと疑問ですね。
金融株は高配当株でもあるので魅力的ですが、投資は慎重に検討してみたいと思います。
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