外資系リーマンです。もしかしたら、コロナウイルスが収束しても、海外旅行は別の理由で行けないかもしれません。
なぜでしょうか?
航空会社は生き残りをかけて鎬を削っています。
現時点で、航空会社の料金はほぼ最低水準にあり、また各社特典をつけた施策を打って数少ない利用客の集客にしのぎを削っています。
しかし、各航空会社とも今年は各社赤字計上しており、財務建て直しが急務です。
Bloombergのニュースによると、2021年~2025年までの航空会社の航空運賃はほぼ2倍になるかもしれないとの事。
つまり、今年の反動を5年かけて建て直しをしないといけないわけですね。
海外旅行は再び高嶺の花になるか
海外旅行はそもそも、高嶺の花でした。
1960年代の初のハワイツアー旅行は今の価値で、400万円/人だったそうです。
現在では、LCL等が出来たことによりお手軽に行けるようになりましたが。
現時点でSkyscannerで2021年8月の成田ーニューヨークまでで航空運賃を検索してみるとANAのエコノミークラスで159,789円/人でした。
これが、2倍になったとすると、
一人あたり30万円超えですね。移動だけでこれだけかかると、お気軽に海外旅行へとはならなくなりそうです。
海外旅行は遠くなるが、航空会社は生き残りそう
海外旅行は、ちょっと手が届かなくなってしまうかもしれませんが、
ウォーレン・バフェットが手放した各航空会社は生き残りそうですね。
ビジネスにおいては、Zoom等のビデオチャットで事足りますが、海外旅行はそういうわけにはいきません。Google Earthで見てるだけで満足するという人を私は聞いたことがないためです。
しかし、ビジネス需要が本当に減ってしまえば、その分が海外旅行などの一般顧客に跳ね返ってくる事を考えると、海外航空券は高価になり、昔の旅行のように高所得者の特権になる日がくるかもしれません。
そんな未来も想像しておく必要があるでしょう。
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