外資系リーマンです。
2020年は投資家にとっては、大誤算の年とバブルの年が重なった位インパクトがあった年でした。
結果として、どの業界が勝ち組になったのか。少し早いですが、振返ってみたいと思います。
2020年の勝ち組は?
こうやって見てみると、業界での勝ち組、負け組と業界内での勝ち組、負け組がくっきりと分かれた年になりました。
勝ち組:情報技術、一般消費財、生活必需品、素材
負け組:資本財、金融、エネルギー、公益事業、ヘルスケア、電気通信サービス
勝ち組の中でも新しい技術を持つ会社が特に際立っています。
GAFA、テスラ、ニオ、ズーム、ペイパル、エヌビディア、ショッピファイ等
負け組は、コロナウイルスによる直接需要がなくなった業界、会社が影響を受けていますね。
また、業界内でも新しい技術を持つ企業が出てきた従来の会社は影響を大きく受けています。
銀行、オイル、航空業界、不動産、タバコ業界、電気業界、AT&T、インテル
上記の勝ち組に投資出来たかどうかで大きく投資成績は変わった1年だったと言えるのではないでしょうか。
特に、負け組業界は高配当利回りの業界が多いため私も含め、高配当を選好する投資家には苦い1年だったかもしれません。
私の場合は本来はあまり頻繁に売買する事を好まないのですが、エネルギーセクターの負け分を取り返すため、大分アクティブに立ち回ることになった1年でもありました。相場の上昇力もあり、何とかなったかな。という状況です。
ETFの成績はどうだったか?
現在非常に人気の高いETFは果たしてGAFAに投資するほどの利益を生んだのか。見てみたいと思います。
S&P500連動ETFと呼ばれる、VTI、VOOの成績は上記の通りです。
VTI +17.5%
VOO +14.32%
米国経済成長率が平均7%と言われるため、このパフォーマンスは例年の2倍となります。
これをどう見るかですが、今年はNASDAQが非常に強かった年のため、
QQQ +44.80%
VGT +43.60%
TECL +63.56%
TQQQ +98.31%
と、大きく伸長しました。来年の投資を考える上で良い資料になりますね。
ちなみに、最近人気を集めている過去紹介しましたアーク社のARKKは下記の通り。.
ARKK +157.91%
凄まじい伸長率ですね。人気が出るのもうなずけます。
ただし、ARKKはインデックスファンドではなく、アクティブファンドになりますので、くれぐれも投資する際は、熟慮くださいませ。
※アクティブファンドはファンドマネージャーが選考した銘柄を売買し利益を積極的に取りに行くファンドです。そのため、インデックスの上下に関わらず、損失が発生する事もあります。
いかがでしたでしょうか。自分の投資銘柄が勝ち組に入っていましたでしょうか。
GAFAにのみ投資していた場合、今年の資産は1.5倍になっています。
来年もこの調子が続くかはわかりませんが、夢がある国だなぁとつくづく思いますね。
私も来年はグロース銘柄、高配当投資と両軸を更にうまく回していきたいと思っています。
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