外資系リーマンです。
私が高配当株式投資を選択した理由を記載いたします。
目次
① 配当は株式からの給与と考えている。
② 高配当株は事前に収入として計算がしやすい。
③ 高配当投資は毎月10万円という目標を達成しやすい。
④ ただし、時には減配も・・・。
① 配当は株式からの給与と考えている。
私のようなサラリーマンは毎月給与をいただいているわけですが、
これは、先月の売上、利益に対する報酬になるわけですね。
配当も、全く同じだと思っています。
米国株式の多くは四半期決算であり、配当も年4回支払われる会社が多いのですが、
これは、前期分の利益に対する株主への報酬です。
すなわち、配当とは株式会社からの給与ととらえる事が出来ます。
自分がその投資している会社でサラリーマンとして働いていると考えたときに、
より給与の高い会社で働きたいと考えるのが一般的ではないでしょうか。
もし、
社長:うちの会社これからもっと成長するから、今はその成長のために給与の支払は待ってよ。
と、言われたらその会社でずっと仕事を続けるでしょうか。
約束された成長や未来等はないのです。
② 高配当株は事前に収入として計算がしやすい。
高配当株の良い所は、事前にある程度、配当額に見通しを立てることができる事です。
勿論、業績により多少上下しますが、一般的に高配当を継続的に出し続けている企業というのは、滅多な事では減配しません。会社によっては毎年増配している会社もあります。
そのため、購入したタイミングで年間いくら配当金が貰えるという計算が立てられます。
例えば、昨日記事にしましたフィリップモリスは、
ブルームバーグによると、4/15/2020時点配当利回り6.06%(税込)です。
NISAで100万円投資すると、年間6万600円配当が増えるという計算になります。
先ほど①の後だと、自分の年収が6万600円増えると捉える事もできると思います。
6万600円は再投資してもよいし、欲しかった服を買っても良い。
自分の収入としてその時々の自分の状況により使い道を自由に決められます。
ここが高配当投資の最大のメリットですね。
③ 高配当投資は毎月10万円という目標を達成しやすい。
②で記載した通り、
安定的に配当を出してくれる会社に投資を行っていけば、
達成できる計算が立てやすいと思います。
ただ、積み上げていくだけなので非常に再現性が高いためです。
10%の配当利回りの会社があれば、1200万円の原資で達成できます。
勿論、配当を出し続けてくれる会社に投資する必要がありますが・・・。
また、配当を目的としているため、毎日の株価の値動きを見て、
売ろうか、売るまいか、と日々悩むこともありません。
そのため、株式投資以外の事に時間を使うことが可能です。
機械的に決済のルールを決めていても、
それが最良だったかどうかは誰にもわからないため、
不安と戦い続けないといけないですよね。
株式投資をしている方はこれがどのくらいのストレスになるかご存知だと思います。
④ ただし、時には減配も・・・。
しかしながら、高配当株式投資もいい点ばかりではありません。
私の持っている株式にメーシーズという会社あります。
アメリカの老舗デパートで、日本でいうと三越のような会社でした。
ネットショッピングも堅調で、配当利回りも当時10%相当のため投資したのですが、
今回のコロナ騒動を受け、無配当に転落しました。
コロナ騒動の影響で売上も落ち込んでいるため、
無配当、株価も購入時より下がってしまっています・・・。
高配当になる株式は、それなりに何か弱点を抱えた株が多く人気がないことが多いです。
ex.時代遅れ、企業イメージ、先進的でない等・・・。
タバコ、石油、小売等、金融もそういった分野に当てはまると思います。
日本で考えても、これらの会社は最先端ではなく人気の業種ではなくなりつつあります。
しかしながら、高収益企業で、参入障壁が高く、
そこで働いているサラリーマンの給与は平均よりも高いのです。
大事なのは、今を時めく、ステータスの高い、流行の会社にいることではなく、
毎月いくら稼いでこれるかだと私は思います。
そのため、こういった会社を分散しリスクヘッジしておけるかが大事だと思います。
上記のメーシーズ1社に投資していた場合、悲惨だったかもしれませんが、
私の場合はわずかな投資のため、業績回復まで気長に待つことも可能です。
分散はすればするほど、リスクヘッジが可能だと思います。
株式投資による目的は、一攫千金ではなく、
あくまで毎月10万円の所得を得る事です。
何のために投資をするのか自分の中できっちり決めておくとブレないと思います。
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