外資系リーマンです。
Bloombergにて面白いニュースを見つけたのでご紹介です。
IT4社が日本株式全体の総額を上回る
こうしてみると、2010年時点では、
日本 4兆ドル
IT4社 1兆ドル
と、4倍ほどの差があったにもかかわらず、
10年で追い抜かれたという形です。
このように、グラフで見ると成長のスピードが違うのが歴然ですね。
我々日本の投資家は、日本とアメリカでは全く成長スピードが違う事を認識する必要があります。
この結果から見えてくること
IT4社の成長スピードは日本よりも早い。
ここまではわかりますね。
つまり、
現在、日本円で持っている100万円は現在の価値でUSドルに両替すると10,700ドルですが、10年後では、日本円で持っていた100万円はアメリカの10,700ドルにはならないということですね。
どういうことかというと、
成長率が異なるため、100万円の金融資産を10年投資した時に、日本円は、100万円➡150万円に対して、USドルで投資を行っていた場合では、10,700ドル➡64,200ドルと大きく増えているという事です。
勿論、IT4社と日本株式全体では比較の仕方が違う。という異論はありますね。
では、ダウで見たときにはどうなるのでしょうか。
ダウと日本株の成長率の違い
ダウは2010年約10,000ドルから2020年27,000ドルと2.7倍の成長をしています。
10年での成長スピードはそれぞれ
日本株式全体 1.5倍
米国株式全体 2.7倍
となります。
どちらに投資する方が、10年前の100万円は大きくなる可能性が高いでしょうか。言うもがなですね。
それでも、日本株に投資する可能性があるとしたら、日本人の我々にとっては為替リスクを回避できるというポイント1点につきますね。
ちなみに、2010年1月のドル円為替レートは 1ドル=90.3円だったそうです。
オチが付いたので本日はこれまでにしましょう。
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