外資系リーマンです。
新型コロナウイルスワクチン開発で話題のモデルナがNASDAQに採用です。
これにより、QQQ等の指数ETF等にも採用されるため、今後の株価成長が更に見込めるようになりました。
バイオテクノロジーを手掛ける米モデルナがナスダック100指数の構成銘柄に採用される。同指数の構成銘柄にはテスラやズーム・ビデオ・コミュニケーションズなど今年に入って上昇が際立つ一部の企業が名を連ねる。
20日の取引開始前に同指数に追加されるとの発表をきっかけに、13日の米株式市場でモデルナの株価上昇が勢いづいた。一時は24%上昇し、取引時間中として5月19日以来の高値を付けた。(Bloombergより抜粋)
MRNAの成功
モデルナはこの1年間で株価を400%以上上昇させている、ワクチンメーカーの勝ち組です。
コロナウイルスワクチンに関しては、約束されたヒット商品になるため、自社開発を急ぎたいと世界中の製薬メーカーがしのぎを削っています。
その中でもモデルナはこの分野において一歩リードしており、非常に高額の売上予測を立てています。
米バイオテクノロジー会社モデルナが開発中の新型コロナウイルスワクチンは、年間売上高が50億ドル(約5360億円)を超える可能性があると、ジェフリーズのアナリスト、マイケル・イー氏は予想。モデルナ株の投資判断を「買い」で開始した。 (Bloombergより抜粋)
コロナウイルスワクチン開発メーカー
コロナウイルスワクチンに関しては、モデルナや、レムデシビルのギリアド・サイエンシズだけが、開発を行っているわけではありません。
少し挙げるだけでこんなに沢山のメーカーがこぞって研究を行っています。
【バイオンテック】:ファイザーと共同開発
【アストラゼネカ】:オックスフォード大学と共同開発
【ジョンソン&ジョンソン】:ワクチン製造下請けのエマージェント・バイオソリューションズに発注を掛け、開発を行っています。
【メルク】:非営利科学研究団体IAVIと共同開発
【ヴァックスアート】:独自開発
上記全てに投資すれば、モデルナのように大当たりが出る可能性もあります。
しかしながら、ワクチンとして大ヒットを飛ばすのは開発第1号メーカーとその薬を超える効果が確実に期待できるメーカーの2社だけです。
そのため、全てに網を張るのは現実的ではないため、
製薬メーカーに投資する場合は、完全に的を絞るか、ETFに投資するかの二択になります。
過去記事ご参照ください。
まとめ
モデルナ(MRNA)がNASDAQ採用により、より株価上昇が見込めるため株価上昇
先発薬メーカーを当てるのは非常に難しい
ヘルスケアETF【VHT】であれば、穴を張らず満遍なく投資が可能
コロナウイルス対策を株主として応援してみるというのも、投資家ならではの支援方法ではないでしょうか。
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