【RDSB】ロイヤル・ダッチ・シェル減配から考える

株式投資

外資系リーマンです。

EU石油最大手のロイヤル・ダッチ・シェルが減配を発表しました。

74年間、減配したことのない大手企業の一手に衝撃が走りました。

RDSBの減配を受けて

昨日の株価は減配を受けて暴落しています。

株価が上昇中であったことに水を差した形です。

原油暴落に加え、コロナショックによる需要減での業績悪化は避けられないとみていましたが、

$0.47 ➡ $0.16 (1株あたりの配当金) 

までの減配をするのは、思い切ったなと思います。

チビチビ下げるのではなく、やるなら一気にやるといったところでしょうか。


RDSBの今後 復配はいつなるか

これに関しては何とも言えない状況です。

減配に関しても1Qに対しての発言であり、

これがいつまで続くのかという明言はありません。

コロナショックの影響を見ながら柔軟にという形になるのでしょう。

減配に関しては、2つの見方があるようです。

① この状況下キャッシュを少しでも残し会社を維持しようとしている事に好感する方

② 減配になってしまったのであれば他の会社に切替をしようする方

上記いずれにしても、RDSBはいずれ回復するという見方は同じの様です。

問題はこのいずれいつになるのかですね。


減配した会社を損切り(売却)するべきか

私の方針は基本的にバイ&ホールドです。

しかしながら、減配してしまった会社に対して見切りをつけて、

ほかの会社に投資したいと思われる方も多いと思います。

今回のショックにより、昨日株価は13%も下落しています。

これは、減配によるニュースがショックとなっているためです。

ニュース発表時は、必要以上に狼狽売りされるケースが多いため、

この状況下での乗り換えはあまりおすすめしません。

コロナショックの影響による、業績悪化は他の業界も避けられない部分があり、

乗換しても乗換先で、また業績不振による悪いニュースが出れば、

更に元本を減らす事につながります。

また、ニュースに応じて何度も売買を繰り返すと、

手数料も嵩んでしまいます。

誰も未来は予想できない事からリスクに備え、分散投資が重要です。

今持っている株を売却して資金を作るのではなく、

元本を増やすために節約し、貯蓄を行い、

別の原資による分散買増をおすすめいたします。

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