外資系リーマンです。
宇宙の歴史にまた、1ページ新しい出来事が刻まれましたね。
民間企業のロケット打ち上げ成功のニュースです。
スペースXのロケット打ち上げ成功について
スペースXという会社が今回、世界で初めての民間企業でのロケット打ち上げに成功しました。
このスペースXという会社の社長はどなたかご存知ですか?
電気自動車メーカーテスラ社の社長でもある、イーロン・マスク氏です。
彼は、非常に有名な経営者ですが、元々テスラ社を始める前から、宇宙にロケットを打ち上げるという目標を掲げていたとのことです。
今回の打ち上げ成功を経て今後NASAはこのスペースXを『タクシー』として宇宙調査に使う計画もあるとのことです。
宇宙とビジネスが本当につながるのでしょうか。こんな企業があります。
SPCE(ヴァージン・ギャラクティック・ホールディングス)
SPCEは大真面目に宇宙旅行会社として上場している会社です。
日本で宇宙というと元ZOZOの経営者である前園さんが有名ですね。大金持ちが大金を投じてようやく実現する夢。宇宙旅行はそんなイメージがあるのではないでしょうか。
しかし、SPCEは一般人が宇宙旅行に行ける事を目指し上場しました。
既に、60か国から600人以上の予約を受けており、これは預託金総額で約8000万ドル(約87億円)、予定売上高で1億2000万ドル(約131億円)以上に相当する。商業飛行は2020年の開始を目指している。とのことです。
コロナショックにより、2020年の実現は難しいと思いますが、この収支から計算すると、一人3,000万円弱で宇宙旅行実現を目指しています。
今回のスペースXがテスラに与える影響
スペースXが宇宙飛行に成功した、影響はこの会社だけにとどまりません。
それは、この会社の創業者が電気自動車メーカーのイーロンマスク氏だからです。
そのため、今回のニュースを通じて、テスラ社はロケットを作れるだけの技術力がある。という宣伝にもなるのです。これは、ブランド戦略としては非常に重要な位置を占めます。
テスラ社の車を語る際に、今後、必ず『ロケットも作った社長が開発した車だよ。』となるわけですから、ブランドイメージは必然的に上がりますね。
恐らくこのニュースを受けて、テスラ社のイメージは更に未来的、先進的なものとなり株価は上昇するでしょう。
今回のロケット打ち上げには、こうした出来事も隠れていると読み取ると非常に面白いですね。
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