外資系リーマンです。
私の保有銘柄でもありますWBKが無配を決定しました。
WBK ウェストパック銀行無配転落へ
オーストラリアNo.2の銀行であるウェストパック銀行が
コロナショックにより、上期利益70%減の677億円となり、今後の見通しが立つまで配当の支払いを見送ることが発表しました。
WBKはオーストラリアの高配当ADR銘柄で非常に日本人にも人気のある株です。
私も投資していますが、これにより少なくとも、来年の1月までは無配の状態が続きます。
WBK ウェストパック銀行の状況
WBKの過去5年のチャートです。
コロナショックの影響を受け直近では、10 USDを切るか切らないかといった状況です。
これは、コロナショックの影響を受ける前にマネーロンダリングの問題があり、
巨額の制裁金の支払いもあることから、当面は冴えない状況が続くと思います。
この状況下で投資するとなると、回復を見越して超長期保有計画ですね。
不祥事、無配転落のWBKに未来はあるのか?
WBKの唯一の勝機としては、オーストラリアという国が銀行寡占業界であり、
WBKを含む4銀行でオーストラリア国民の80%の住宅ローンを抱えています。
また、この不祥事、コロナショックの影響を受けた上期にあっても黒字で切り抜けたという点は、オーストラリア第2位の銀行の実力ということになると思います。
また、オーストラリアは新型コロナウイルスの影響が
日本よりも少ないことからいち早くコロナショックより回復し、不祥事によるブランド価値の毀損が落ち着けば、
従来の営業益に戻るであろうということも期待できます。
逆張り投資家としては、その時まで保有しておければインカムゲイン、キャピタルゲインと両取りできる可能性はあると思います。
しかし、いずれの問題もいつ回復するかは明白ではないため、
長期保有かつ一時的には株価が更に減少してしまっても、
狼狽しない忍耐力が必要になります。
私自身は追加投資は今のところ考えておりませんが、
営業利益率は損なっていない事から、持株の売却も考えていないといった状況です。
高配当投資にはやはり分散が必須
やはり、ここにおいても分散の重要性が改めてわかりますね。
高配当株は何らかのリスクを抱え、不人気銘柄になっている事が多いため
ポートフォリオを見つめ、分散、継続投資していくことが肝要です。
5%以上の高配当を求める方は、
この株にはここまで買われないリスクがあるという事を認識して、
そのリスクを自分は受け入れられるかという事を
確認した上で、投資していく必要があります。
だからこそ、リターンは再配当投資により高くなるのだ。と私は思っています。
コメント
分散するのなら素直にVOO買ったほうがリスクも少なくパフォーマンスも高いと思うのですが
なぜそれができない人が多いのか不思議で仕方がありません
わざと負けたい人が多いのでしょうか
あかいろさん
コメントありがとうございます。
VOOが素晴らしいETFなのは多くの方が購入されていることからも証明済みですね。
私はETFはQQQを選考しています。
パフォーマンスに関しては、切り取る時間によって異なってくると思います。
どのやり方が自分に合っていて心地よく継続できるかが重要になりますね。